ブラックジャックはカジノではバカラ、ポーカーなどに並ぶ人気のカジノゲームです。
ルールは特段難しい事もなく、カードの合計点が21を越えないようにプレイヤーがカジノディーラーよりも高い点数を取ることを目指すカジノゲームです。別名、ポントゥーン(pontoon)、21(Twenty-one)という呼び方もされています。
ブラックジャックはプレイヤーにカード引く、カードを引くのを止めるという選択をする権利があるので、その点でカジノゲームの中でも有利なカジノゲームとされています。
それに対してブラックジャックではカジノディーラーはカードを引く、止めるという事に関しての選択権がなく、自らが持っているカードの合計によって、カードを引くのか、止めるのかという事が細かく決まっています。ディーラー自身には選択権がないのです。
従ってブラックジャックはディーラーをいかにバーストさせるかという戦略を持ってプレイをする事で勝率が上がるとされており、そのために最も合理的な判断をするためのベーシックストラテジーという表も出来上がっています。
ギャンブラーと呼ばれる人々の間でも、ブラックジャックはある程度手堅く稼ぐためにカジノゲームとして選ばれるという傾向があり、確かにスキルを積んで、ベーシックストラテジーを暗記し本気でプレイをすれば勝率はかなり高くなるとの事。
ブラックジャックの基本的なルール
プレイをする本人と、ディーラー(胴元)との間で勝負を行うカジノゲームです。同じテーブルに複数のプレイヤーがいる場合に於いては、複数のプレイヤーと同時に勝負をする事になります。
各々のプレイヤーは21を超えないように手持ちのカードの合計点数を21に近づけ、その点数がカジノディーラーの手持ちの札よりも勝っていればプレイヤーの勝利となります。
カード追加(HIT(ヒット)、カードの追加をやめる(STAND(スタンド)
カードを21に近づけるためにプレイヤーはディーラーに対して、カードを追加するヒット(HIT)と、カードの追加をやめる(STAND)の権利を行使をする事が出来ます。
21を超えない範囲でHITして、もうこの当たりの数字で良いとうところでSTAND(スタンド)をしてディーラーと勝負をします。
カードをヒットして追加している最中に21を超えてしまった場合にはバーストと言って、負けとなります。
ヒット、スタンド以外の選択枠がある場合もあります
プレイをするランドカジノ、またオンラインカジノサイトのブラックジャックによって、ヒット、スタンド以外に、選択をする事が出来るものがあります。
これは応用的なものですから、基本的いは、カードの追加のヒット、カードを追加をやめるスタンドだけ覚えておいて頂ければ全く問題ありません。
スプリット (Split)
配られたカードが同じ数字の場合に、はじめのベットと同額のコインを追加する事で、2つに分けてプレイをする事が出来ます。
ダブルダウン (Double down)
最初に2枚のカードを見てからベット額を2倍にして、一枚だけカードを引くことが出来る。カードの追加をする事は一回しか出来ないが、ベットを終了した後にベット額を2倍できるチャンスはこれしかないため良い手札の際に有効である可能性もある。
サレンダー (Surrender)
自分に配られた手札があまりに良くない状況であると判断した際にベットした半額を放棄してプレイを降りることが出来る。
インシュランス (Insurance)
カジノディーラーの表向きのカードがAのとき、最初のベット額の半額を追加する事でディーラーがナチュラル21になった場合に、保険金として賭けた額の2倍が払い戻されるものです。つまり、ディーラーがナチュラル21の場合はプレイヤーは負けなのですが、保険をかけておけばそうなった際に損をしないという事です。
ディーラーが21でなかったら保険金は没収されます。
ただ、あまり実用的ではないとされており、インシュランスを使ってプレイをしているプレイヤーを見る事はかなり稀である。
カードの数字の数え方
2~10までは、その数字の通りにカウントをします。
絵札のK、Q、Jは「10」とカウントをします。
Aは手持ちのカードが21を超えない範囲内で11とカウントし、超えてしまう場合には1とカウントをする。
ブラックジャックで勝率を高めるための判断基準の目安
ブラックジャックのプレイに於ける目安
- ハード17点以上あれば常にスタンドする。11点以下では必ずヒットまたはダブルダウンする(但し、11点以下では強制的にヒットさせられるハウスもある)。
- ディーラーがバストする確率は、平均 3回に1回である。特に、ディーラーのアップカードが3~6の場合はさらに高確率でバストすることが期待できるので、12点以上、16点以下の低い点数でもスタンドする。
- 反対に、ディーラーがAや7以上のカードの場合は、バストせず高い点数になることが予想されるので、積極的にヒットして対抗する。
- Aか8のペアの時にはスプリットすると良い。Aは高得点が期待できる。また、8のペアは合計で16と点数的に良くないので、スプリットすることにより現状よりましな点数を期待する。
スプリットには倍のベットが必要とされるので、不利なときにスプリットするのは良くない選択である。また、いくら有利でも10点のペアをスプリットしてはならない。- ダブルダウンは、自分の点数が良くディーラーの点数が良くない場合、具体的には、合計が11点でディーラーのアップカードがAでない時と、合計が10点でディーラーがAでも10でもない場合に行う。
- インシュランスは行わない。